- 潤之介
-
俺が仕事
どっちか、選べって言ってるようでなんかさ…
- 中沢
-
鈴木、じょう…だん
冗談。俺がお前のこと好きになる訳ないだろ。
ごめん。それ、さすがに無理あるわ。
でも本当にあんまり気にすんな。
- 鈴木奈未
- 奈未ちゃんにとって、大事な場所になってたんだね。
嘘は本当にならないから、ちゃんと嘘をつかないでわかってもらいたくて。
- 潤之介
-
奈未ちゃん
偽装じゃなくて、
俺の本物の彼女。
- 宝来麗子
- 意外ね。
- 潤之介
-
そんなことないよ。
奈未ちゃんは、料理そんなに得意じゃないけど、
レシピサイトみながら、
俺のために、オムライスを作ってくれるし、
たまに出ちゃう熊本弁も可愛いし、
あと、姉ちゃんみたいにバリキャリじゃないけど、仕事が好きなんだなーって伝わってくるところとか、俺はいいなーと思った。あの時は嘘だったのに、奈未ちゃんが俺の気持ち本当にしてくれたんだ。
- 鈴木奈未
-
どうしたんですか!?
いきなり。ちゃんと家族に紹介したくて。
- 潤之介
-
あのさー。
俺、この前、恋ってかちまけなのかって話したけど、やっぱ、勝ち負けかもね。ドS先輩に渡すつもりないから。
俺、負けないよ!
- 中沢
-
まあ、俺も負ける気、さらさらないんで。
じゃあ。
- 鈴木奈未
-
みんなで一つの物を作る一員でいたいんです。
編集長のもとで。
私、ずっと普通・人並み・安定が1番だと思ってきました。
でも編集長の姿みて、すごいな、かっこいいなって思っちゃったんです。
だから…
- 宝来麗子
- あなた前に言ったわよね。
- 鈴木奈未
-
ファッションって人に夢を与える仕事だって。
そう、この仕事は人に夢を与える仕事。
だから、あなたが、憧れるべきは、私じゃない。
この仕事。
- 潤之介
-
俺、奈未ちゃんの笑った顔が見れるなら、
奈未ちゃんが、おばあちゃんになっても
ずっと花をプレゼントする。奈未ちゃん、
俺のお願い聞いてくれる!?
- 鈴木奈未
- はい。
- 潤之介
-
俺の奥さんになって。
カメラマン辞めて、家継ぐことにした。
一緒に金沢に来て欲しい。
さあさあ、気になる9話は・・・?
プロポーズを断ってしまうのか・・・?!